先週から休暇をいただき、アジア最後のフロンティアとも称される、ミャンマーに行ってきました。
以前から行きたい国でしたが、 渡航にはビザの取得が必要なので、思い立ってすぐに行ける国ではありません。
それに雨季を避けようとすると、なかなかタイミングが合わず。。。 今回ようやく念願が叶った感じです。
旅の目的は勿論、日本全国から集結した鉄道車両とバスの撮影。 その結果、いろいろ面白いカットが撮れました。
何を狙うか?どう狙うか?選択肢の幅があまりに多すぎて、これはもう再訪せざる得ません!
ここ数年で急速な経済発展を遂げるミャンマー。 一体どんな国なのか!? 期待と不安を胸に、羽田からの深夜便で飛び立ちました。
ANAのヤンゴン直行便も運航されていますが、JALユーザーなので律義にバンコクを経由して向かいました。
ミャンマー国鉄のメインターミナル、ヤンゴン中央駅。伝統様式の駅舎が目を惹きます。
駅周辺は再開発事業が計画されていて、近い将来この眺めも変貌を遂げそうです。
熱帯の地で活躍する元JR北海道のキハ40。 広告塗装になったのは最近のようですが、貫通扉付近に当時の面影が残っていました。
砂埃を巻き上げながら列車が通過すると、一斉に線路を横断するミャンマーの人達。 腰に巻いているスカートのようなものは、
ロンジーと呼ばれる伝統衣装で、老若男女を問わずほとんどの人が着用しています。 足元はサンダル履きがミャンマースタイルです。
日本から譲渡された車両ばかりが注目されがちですが、現地の車両も渋いラインナップです。 こちらはDF1200と呼ばれる重量級のDL。
軌道の状態が悪く、ゴリゴリゴリ、、、とレールを唸らしながら低速で通過して行きました。
しばらく使用されずに眠っていた貨物線を活用し、先月から運転を開始した通称「ヤンゴン臨港線」。
船着き場のあるPansodan駅を境にして、元三陸鉄道の36-100/200形が2系統の列車をピストン輸送しています。
たしか10年前に乗車した記憶がありますが、まさか異国の地で再会するとは、、、
当時は485系のリクライニングシートを装備していましたが、現在はオールロングシートに改造されています。
ちなみにこの路線の注目すべき点は、New Strand Roadと呼ばれる有料道路上を列車が走ること。 路面電車ならぬ路面キハとは珍しい!
港湾エリアに続く道路とあって、大型トレーラーやトラックが多く行き交います。 ボンネットトラックも現役なので、働くクルマが好きな人も楽しめると思います。
今回のミャンマーでの鉄道の撮影に際し、事前の許可なしで撮影に挑みましたが、とくに咎められる事はありませんでした。
駅構内も落ち着いた感じで、駅員からは切符売り場や発車時刻なども親切に教えてもらい助かりました。
たまたま運が良かったのか??なにがOKで、なにがNGなのか??イマイチ不明なので、出たとこ勝負の自己責任で行動しています。
今後の現地情勢によっては状況が一変する可能性もあるので、撮影に関しては何とも言い切れません。。。 【15年1月】
- 2015/01/24(土) 18:00:00|
- 15年1月 ミャンマー
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